FP3級の実技試験ってどんな試験をするの?

FP3級について

FP3級の試験は学科試験と実技試験があります。

実技試験ってどんな試験をするんだろう・・・。

実技っていうだけで不安になる人もいますよね。

そこで今回はFP3級の実技試験について解説していきます♪

 

FP3級実技試験の種類は?

FP3級の実技試験は3種類あります。

  • 個人資産相談業務
  • 保険顧客資産相談業務
  • 資産設計提案業務

FP技能検定は日本FP協会と金融財政事情研究会(通称「きんざい」)の2団体があり、実技試験も2団体で異なります。

日本FP協会 きんざい
資産設計提案業務 個人資産相談業務
保険顧客資産相談業務

なので、どの実技試験を選択するかで申込団体も異なるというわけです。

 

実技試験ってどんな内容なの?

上記のようにFP3級の実技試験は3種類ありますが、では実際にはどんな試験内容なのでしょうか。

実技と聞くと面接や、実際に顧客を相手に相談を受けるなどを想像しませんか?

私はしました(笑)

けど安心してください😊

実技試験と言っても学科試験とほとんど変わりなく、問題を解いていく筆記試験です。

 

【FP3級の学科試験】

  問題数 方式 試験時間 合格点
FP協会・きんざい共通 60問 マークシート方式 120分 36点以上(60点満点)

 

【FP3級の実技試験】

  問題数 方式 試験時間 合格点
FP協会 20問 記述式 60分 60点(100点満点)
きんざい 5題(15問) 記述式 60分 30点(50点満点)

 

まず学科試験は〇×の問題(正しいものは①、誤ったものは②)と、3つの選択肢の中から適切なものを選択する3肢択一式のマークシート方式です。

次に実技試験ですが記述式とありますが、文章を書いたりするわけではなく実際には3つの選択肢の中から正解を記載していく形です。

なので実質はマークシート方式と変わりせんので安心してください😊

 

【参考資料】

2019年5月実施 資産設計提案業務(FP協会)

2019年5月実施 個人資産相談業務(きんざい)

 

FP3級の実技試験はどうやって選べばいいの?

FP3級の実技試験は以下の3種類。

  • 個人資産相談業務
  • 保険顧客資産相談業務
  • 資産設計提案業務

保険会社に勤務している人や保険の知識を深めたいという人は必然的に「保険顧客資産相談業務」となります。

それ以外の人は「個人資産相談業務」か「資産設計提案業務」のどちらかになりそうですね。

 

では試験科目の違いを見てみましょう。

個人資産相談業務 資産設計提案業務
  • 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
  • 個人顧客の問題点の把握
  • 問題の解決策の検討・分析
  • 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
  • ファイナンシャル・プランニングのプロセス
  • 顧客のファイナンス状況の分析と評価

いまいちわからないですね(笑)

 

次に出題分野の違いを見てみましょう。

  個人資産相談業務 資産設計提案業務
ライフプランニング
と資金計画
リスク管理
金融資産運用
タックス
プランニング
不動産
相続・事業承継

資産設計提案業務は全分野から出題されるのに対して、個人資産相談業務はリスク管理は出題されません。

リスク管理は主に保険関係です。

保険についても学びたいという人は資産設計提案業務が良いかもしれません。

ちなみに私は個人の顧客が多いので「個人資産相談業務」を選択しました。

ご自身のスキルアップや学びたい分野など総合的に検討して決めましょう!

 

まとめ

さて、いかがでしたか?

今回はFP3級の実技試験についてご紹介しました。

 

どの実技試験を選択するかは迷う人がいるかと思いますが、試験内容については面接やロールプレイングなどではなく筆記試験なので心配する必要はありません😊

受験を考えている人は安心して受験してくださいね!

 

以上、FP3級の実技試験ってどんな試験をするの?でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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