FP資格を取ることってすごいこと?

FPについて

FP(ファイナンシャルプランナー)の認知度も上がり、FP資格を取得する人も年々増加していますね。

でもFP資格を取ることってすごいことなのでしょうか??

 

そもそもFP(ファイナンシャルプランナー)ってすごいの?

FPはお金に関する総合的なアドバイザーです。

本場アメリカだとFPは弁護士や医者などの家庭に必要な専門家のひとつにあげられる信頼性の高い職業です。

実際に年収の高いFPも存在します。

 

では日本ではどうなのかと言うと、残念ながら日本ではそこまで地位の高い職業とは言えないと思います。

FPの資格を取る人は様々いますが、日本ではその多くが金融関係の企業や保険会社などに勤務している人です。

FPの資格を取得してFPとして活躍しているというよりは、スキルアップのために取得している人がほとんどです。

 

しかしFPとして活躍している人もいます。

テレビなどでもコメンテーターとしてFPが出演していたりしますよね。

またFP事務所なども増えてきた印象があります。

FPの認知度は上がってきたので、保険会社や金融機関以外の独立したFPやFPを職業として活躍する人が今後どれだけ増えていくかがFPの地位を高めていくことになると思います。

 

FP資格を取ることはすごいこと?

FP資格には国家資格であるFP技能士検定と民間資格のAFPとCFPがあります。

 

国家資格 民間資格
FP技能士検定1級 CFP
FP技能士検定2級 AFP
FP技能士検定3級  

 

FP技能士検定は国家資格ですが、CFPは世界的に認められている資格です。

ですが日本ではFP資格と言えばFP技能士検定を差すことが多く、人気も高いです。

日本だけならFP技能士、世界を視野に入れているならCFPという感じでしょうか。

 

では、これらのFP資格を取得することはすごいのでしょうか。

2019年1月に日本FP協会で実施された試験の合格率を見てみましょう(1級の学科試験はきんざいのみで実施)。

 

  3級 2級 1級
学科 74.09% 48.26% 8.45%※
実技 83.38% 50.31% 100.0%

※FP技能士検定1級の学科試験は「きんざい」のみで実施されます。

 

続いて2019年度第1回のCFP資格審査試験の合格率を見てみましょう。

 

課目 合格率
金融資産運用設計 31.0%
不動産運用設計 36.9%
ライフプランニング・リタイアメントプランニング 36.3%
リスクと保険 35.2%
タックスプランニング 40.0%
相続・事業承継設計 36.8%

※CFP試験は全6課目に合格する必要があります。課目は合格すれば有効になるので、次回は不合格になった課目だけ受験すればOKです。

 

こうして見てみるとFP技能士検定1級の学科試験は8%とかなり低い合格率です。

反対に実技試験の合格率は高いので、学科試験に合格した人はほぼ実技試験に合格していますが、難易度は高くFP技能士検定1級に合格することはすごいと思います。

 

次にCFP試験ですが、CFP試験は6課目全部に合格する必要があります。

税理士試験のように合格した課目は有効になるので、1回で全部に合格しなくても次回不合格になった課目に合格して、トータルで6課目に合格すればOKです。

合格率を見ると、30~40%なので比較的高い合格率ですね。

合格率だけで見るとCFPよりFP技能士検定1級の方が合格率が低いので難易度が高いと言えそうです。

 

まとめ

さて、いかがでしたか?

今回はFP資格の内容や難易度について解説させていただきました。

 

FP資格は難易度によってそのすごさは変わってくると思います。

やはりFPのなかでもFP1級やCFPを取得している人は違う目で見られます。

社内での評価も変わると思いますし、独立型FPになるなら1級やCFPを取得しておくほうが信頼性も上がるでしょう。

 

以上、FP資格を取ることってすごいこと?でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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