人気資格のひとつでもあるFP(ファイナンシャルプランナー)の資格ですが、これは簡単に取れるものなのでしょうか。
今回はFP資格の難易度について解説していきます。
FP(ファイナンシャルプランナー)資格の種類
まずはFP資格の種類について見ていきましょう。
FP資格は国家資格と民間資格の2種類があります。
国家資格はFP技能士検定というもので、日本では一般的にFP資格というとこちらを差します。
FP技能士検定は3級から1級まであり、それぞれ学科試験と実技試験があります。これに合格するとFP技能士となることができます。
民間資格は日本FP協会が認定するAFP・CFPという資格があります。
民間資格ではありますが、世界的に見るとこちらがメジャーな資格と言えます。CFPが上位資格でCFPになるにはまずAFP資格を取得する必要があります。
国家資格 | 民間資格 |
FP技能士検定3級 | AFP |
FP技能士検定2級 | CFP |
FP技能士検定1級 |
FP技能士検定3級は簡単!
まずは日本でメジャーなFP技能士検定から見ていきましょう。
FP技能士検定3級は、はっきり言って簡単です。
難しいと感じる方もいるかもしれませんが、一般的には簡単な部類に入ると思います。
他の資格と比較するのは難しいですが、普通自動車の運転免許を取得している人は問題なく取得できるレベルです。
合格率も高く、普通に勉強していれば間違いなく合格できるでしょう。
FP技能士検定2級は簡単ではない!
次にFP技能士検定2級ですが、これは簡単とは言い難いレベルです。
3級のレベルからすると、各段に難易度が上がっています。
3級はしっかり勉強した人にとっては正直、拍子抜けする感じですが、2級は3級の知識だけでは合格は難しいでしょう。例えるなら3級が小学生低学年のレベルだとすると2級は小学生高学年レベルくらい違います。
3級に楽勝で合格した人でも、2級に落ちます。
なので、2級に向けてしっかりと勉強する必要があります。
FP技能士検定1級は超難関!?
FP技能士検定1級ともなると、かなりの難関になります。
2級の比ではないです。FP技能士検定は3級から1級の3段階ですが、実際のレベルにすると5段階くらい違います。
3級と2級は出題される問題の傾向がわかっており、過去問を解いていけば対応できますが、1級は勉強範囲も広く、総合的な知識が必要とされます。
受検するのであれば覚悟を持って勉強する必要があるでしょう。
AFPになるのは簡単!
次に日本FP協会の民間資格であるAFPについて見ていきましょう。
AFPになること自体は簡単です。
認定研修を受講して、修了試験である提案書というものを作成すればOKです。認定研修が終了したら、あとは登録をすれば晴れてAFPです。
ただし、AFPになるためにはFP技能士検定2級に合格する必要があります。
FP技能士検定2級に合格したあとにAFP認定研修を受講しても良いですし、認定研修後にFP技能士検定2級に合格しても大丈夫です。
CFPになるのは難しい!
次にCFPですが、これはAFPのようにはいきません。
まずCFPになるにはAFP認定者である必要があります。
そしてCFP資格審査試験に合格しなければなりません。CFP資格審査試験は6課目あり、そのすべてに合格する必要があり、さらに年2回実施されるエントリー研修を受講しなければなりません。
そしてCFP認定者となるには通算で3年以上の実務経験が必要となります。
まとめ
さて、いかがでしたか?
今回はFP資格を簡単に取得できるのかについて解説させていただきました。
FP資格は国家資格と民間資格があり、さらに簡単に取れるものとそうでないものがあります。
どこまで目指すかにもよりますが、FP技能士検定3級であれば簡単に取得できますので、取得を迷っている人はまずはここから始めてみると良いでしょう。
以上、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格は簡単に取れるものなの?でした。
最後まで、お読みいただきありがとうございます!!
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