これからの時代はマネーリテラシーが必要と言われています。
そのうえでFPで学ぶ知識は人生において必要な知識となっていくでしょう。
今回はそんなお話です。
大人になったら誰も教えてくれない
日本では小学校と中学校が義務教育で、一般的には高校、大学と進学しますよね。
とすると22歳くらいまでは学校で勉強することになります。
その後、社会に出ていくわけですが、学生時代は嫌々勉強していた人もいるかもしれませんね。
しかし社会に出ると基本的には誰かに勉強を強制させられることはありません。
「やったー!」
と思う人もいるでしょう(笑)
でも、これって実はとても危険なことなんです。
例えば、年金って自分から申請しないと貰えない仕組みになっています。
黙っていても貰える制度ではないんですね。
他にも国や自治体は様々なサポートをしてくれますが、これも基本的には自分で申請します。
だからその制度自体を知らないとサポートも受けられないのです。
また生命保険などの保険も、保険がおりる貰える場合とおりない場合が規約などに書かれています。
自分では貰えると思っていた場合でも実はそのケースだと貰えないということもあります。
こういったことは社会に出ると、よくある話ですよね。
つまり世の中は知らない人が損をする仕組みになっています。
反対に知っている人は得をしたり、損を回避することができます。
そのためには知識を身につける必要がありますが、大人になると学校のように勝手に誰かが教えてくれるようなことはありません。
自分で自ら学んでいくしかないのです。
マネーリテラシーを必要とする時代へ
昔は今の時代とは違い、みんなが同じ方向を向いて生活をしていました。
就職して結婚し家族を持ち、家と車をローンで買い、退職金と年金で余生を悠々自適に暮らす。
1億総中流などとも言われ、高度経済成長もあり給料も上がっていくのが当然で、終身雇用でリストラに怯えることもなくお金の勉強をする人は一部でした。
しかし今は生き方にも多様性が認められ始め、年金もあてにできない時代になってしまい、給料が上がるどころか、いつリストラされてもおかしくない時代に変わりました。
自分のお金のことは自分で守らなければならない時代となりました。
よってマネーリテラシー(お金の知識)が重要になってきたんですね。
FPは大人の必須資格!?
FP技能士検定で学ぶ内容は以下の通りです。
- ライフプランニングと資金計画(年金やローンなど)
- リスク管理(保険関係)
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
このように年金や保険、資産運用、税金、不動産、相続といった様々な分野を総合的に学びます。
これって誰しもが直面する人生に密接な内容だと思いませんか?
年金2,000万円問題がありましたが、今時、老後を年金だけで生きていこうと考えている人は少ないと思います。
年金は明らかに無理のある制度となってしまいましたし、それだけで生きていくのは難しいのは明らかです。
となると退職後に年金だけに頼らない資産運用などの資産形成が必要ですよね。
また日本人は保険が大好きですから、万が一のために保険に入ったり、銀行の利率が低いこともあって貯蓄型保険に入る人も多いでしょう。
最近では個人事業主や副業をする人も増えていますので、税金も気になりますよね。
昔は戸建てを買うのが夢でしたが、最近は購入か賃貸かも議論になったりしますので不動産の知識も必要です。
最後に相続。
最近では争続なんて言われ方もしますが、相続争いも増加していると言われています。
このようにFPで学べる内容は人生で直面するお金の問題そのものなのです。
そのためFPで得られる知識というのは、人生を有意義に過ごす上で大きなメリットがあると言えるでしょう。
まとめ
さて、いかがでしたか?
今回はFPの知識の重要性について解説させていただきました。
FP資格は仕事に活かしたり、資格をもとに独立して活かすこともありますが、自分自身の生活に活かすこともできることが大きなメリットです。
これまでお金の勉強をする人は卑しいというイメージを持つ人も少なくありませんでした。
しかし、これからはお金の勉強をしないと生きていけない可能性もあります。
これからの時代、何が起こるかは誰にもわかりませんし、昔よりも時代の移り変わりや流れるスピードは明らかに速くなっています。
それに対応した者だけが生き残れる時代になるのかしれません。
以上、FPの知識は人生の必需品!?でした。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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