グローバル化が進んだ現在では英語力を求められることも多くなりましたね。
留学する人も増え、英語力を活かした仕事をしたいという人もいるでしょう。
ではFP(ファイナンシャルプランナー)は英語力を活かした仕事ができるのでしょうか。
そもそもFPの仕事とは
FPの主な仕事内容は相談業務やコンサルティング業務になります。
顧客からの相談を受け、的確なアドバイスをし、問題点の解決への手助けを行います。
お金に関する問題は様々あり、またその問題自体も人によって異なります。そこで、バランスシートやライフイベント表を作成し、問題点や改善点を分析します。そして顧客の希望するライフスタイルに合わせて提案書の作成などを行います。
また、FPの資格を活かして講師業を行ったり、情報発信を行うFPもいます。
FP資格の活かし方は様々
FP資格の活かし方は様々あります。
企業に勤務している人が、その業務に活かすこともありますし、FPとして独立開業する人もいます。
また士業など、もともとの資格にプラスαとして活用する方法もあります。
このように、FPの扱う分野が幅広いこともあり、その活用方法も様々です。
FPが英語力が必要となる場面とは
それでは肝心のFPとして英語力を活かして仕事をすることができるのでしょうか。
上記にもあるように、FPの主な業務は相談業務やコンサルティング業務です。
とすると、英語力を活かす場面としては顧客が外国人など、英語対応が求められる場面となりそうです。しかし、実際にそういった場面はあまりないと考えられます。
例えば、FP資格の保有率が高い銀行や保険会社で考えてみましょう。
銀行や保険会社ではFP資格取得を推奨しているところも多く、実際に取得している人も多くいます。
しかし、これらの職業でFP業務のなかで英語を使う場面というのはあまりないように思えます。
銀行員でも、国際部門や海外の取引先とやりとりする場合は必要となるでしょうが、それ以外の行員にはとりわけ必要ないように感じます。保険会社にしても然りです。外資系企業の場合は必要となる場面も多そうですが、国内向けの顧客対応なら英語は特に必要ないでしょう。
ここで、少し視点を変えてみましょう。
今までは国内でFPに英語力は必要なのか、英語力を活かす方法はあるのかということを考えてきました。
国内ではなく、海外でFPとして働くという方法もあります。
FP資格にはCFPという資格があります。これは世界が認めるFPの資格です。特にFPの本場であるアメリカではCFPの認知度は高いものがあります。
CFP資格を取得し、FPの本場であるアメリカで働く。
この場合は、間違いなく英語力が必要となりますね。
さて、いかがでしょうか。
FPとして英語力を活かす仕事というのは、まだまだ未知数なところがありそうです。
しかし、これからの日本は間違いなく外国人が増加するでしょうし、グローバル化も加速していくでしょう。
今でさえ、10年、20年前とは大きく違う働き方となっています。今後も働き方は変化し続けていくことが予想されます。
今でこそ、FPと英語力を直結するものは少ないですが、反対にそれはビジネスチャンスとも言えるかもしれませんね。
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