FP3級は入門的な試験で比較的に簡単な試験です。
この試験で難しいと感じた人はあまりいないでしょう。
ではFP2級の難易度はどの程度なのでしょうか。
合格率と合わせて解説していきます。
FP2級の合格率
それではまずFP2級の合格率から見ていきましょう。
FP2級学科試験の合格率
試験日 | FP協会 | きんざい |
2018年5月 | 42.93% | 28.24% |
2018年1月 | 45.63% | 28.53% |
2017年9月 | 47.82% | 30.21% |
2017年5月 | 41.44% | 24.85% |
2017年1月 | 39.43% | 23.13% |
FP2級の学科試験の合格率は過去5回の日本FP協会の平均が43.45%。
きんざいの平均が26.99%。
日本FP協会の方が合格率が高いものの、どちらも50%以下となっています。
FP3級の合格率は50%以上の回が多いので、比べてみてもFP2級の方が難易度が高くなっているように見えます。
FP2級実技試験の合格率
試験日 | FP協会 | きんざい |
2018年5月 | 51.68% | 個 23.87% 生 45.47% |
2018年1月 | 57.45% | 個 31.72% 中 47.56% 生 50.20% |
2017年9月 | 58.34% | 個 51.29% 中 49.95% 生 37.48% 損 72.35% |
2017年5月 | 46.79% | 個 34.12% 生 41.96% |
2017年1月 | 39.36% | 個 38.90% 中 49.12% 生 44.03% |
個→個人資産相談業務
中→中小事業主資産相談業務
生→生保顧客資産相談業務
損→損保顧客資産相談業務
日本FP協会については資産設計提案業務
実技試験に関しては日本FP協会では資産設計提案業務、きんざいでは個人資産相談業務、中小事業主資産相談業務、生保顧客資産相談業務、損保顧客資産相談業務の4つになります。
日本FP協会のFP2級実技試験の合格率は平均50.72%。
きんざいに関してはどの実技試験を選択するかにもよりますが、全体を平均すると44.14%となります。
FP3級の実技試験の合格率が50~80%ほどなので、FP3級と比べると、合格率は低くなっています。
結局のところFP2級は簡単なの?難しいの?
では本題のFP2級は簡単なのか、それとも難しいのか。
私の経験から言うと、FP3級と比較すれば難しいですが、準備を怠らなければ合格できます。
私はFP3級を取得し、それからFP2級に挑戦しました。
3級は準備万端で臨んだ結果、かなり余裕を持って合格できました。
では2級はというと、その頃、他の資格の勉強もしており、3級の感覚から余裕だなと感じていたこともあり、万全とは言えない状態で試験に臨みました。
結果は学科はギリギリで合格、実技試験は不合格でした。
一発で合格することはできませんでしたが、きちんと勉強していれば結果は違ったかなとも思います。
3級に関しては正直、拍子抜けするくらい簡単ですが、2級はきちんと勉強して準備をしていないと合格は難しいでしょう。
特に実技試験については、計算も複雑になっているので、3級よりも演習が必要となります。
まとめると、合格率から見て取れるように3級よりはもちろん難しいです。
しかし、準備され怠らなければ合格できないレベルではありません。
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