FP技能士検定は毎年多くの方が受験する人気資格です。
しかもビジネスパーソンだけでなく、主婦や学生など幅広い年齢層の方が受験しています。
何故、これほど人気のある資格なのでしょうか。
FP技能士検定の受験者数は?
2019年5月実施の3級FP技能士検定の受験者数は以下の通りです。
【日本FP協会】
学科試験 | 17,865 |
実技試験 | 16,771 |
合計 | 34,636 |
【金財】
学科試験 | 22,258 |
実技試験 | 24,322 |
合計 | 46,580 |
総合計は81,216人にもなります。
FP技能士検定3級は年に3回実施されるので、単純に計算すると年間約24万人が受験することになります。
これは同じく人気資格の宅建を上回る受験者数で、日商簿記検定に匹敵する人気です。
FP技能士検定は2級も実施されています。
【日本FP協会】
学科試験 | 18,097 |
実技試験 | 16,470 |
合計 | 34,567 |
【金財】
学科試験 | 28,241 |
実技試験 | 23,734 |
合計 | 51,975 |
FP技能士検定2級の受験者数の総合計は86,542人になります。
FP技能士検定2級も年3回実施されるので年間約26万人が受験することになり、3級と合わせると約50万人にもなります。
人気の理由は何なのか!?
FP技能士検定はなぜ年間50万人も受験するほど人気があるのでしょうか。
転職やキャリアアップ
FP資格は転職やキャリアアップにも役立つと言われています。
実際に企業でもFP資格の取得を推奨しているところもありますし、FP資格を取得すると手当てがつくところもあります。
日常生活に活用
FP資格はビジネスにも役立ちますが、自分自身の生活に活用するために取得する人もいます。
FP技能士検定は保険・ローン・税金・相続・不動産といった具合にお金に関する知識を幅広く学びます。
これらの知識はビジネスだけでなく自分自身の生活に役立つ知識ばかりです。
マネーリテラシーへの関心が高くなった
平均寿命が延びてきたこともあり老後の形も変化してきました。
老後を有意義に過ごすには資金も必要となりますが、年金だけでは足らないという人が多いでしょう。
しかも銀行の利率は低いままで預けていても増加は微々たるものです。
そこで株や投資など資産運用を考える人が多くなりました。
それに伴いマネーリテラシーへの関心も高くなりましたね。
取り掛かりやすい
FP技能士検定は3級から1級まであり、3級は比較的合格しやすい試験です。
しかも3級程度なら市販のテキストや問題集で合格を狙えるため取り掛かりやすい資格試験と言えます。
まとめ
FP技能士検定は3級と2級を合わせると年間約50万人が受験する超人気資格です。
人気の理由は様々ありますが、やはりお金に関する知識を幅広く得られることだと思います。
ビジネス上、取得しなければならない方もいるでしょうが、自分自身の生活にも役立てられる資格というのは数少ないです。
ビジネスにもプライベートにもその知識を活かせるのが人気の最大の理由でしょう。
以上、FP資格は何故こんなに人気なの?でした。
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